にらめっこおびしゃ

市川市指定の「にらめっこおびしゃ」の見学に行かせて頂き、参加させていただく機会をいただきました。
始めて沸騰させたお酒も頂きました。
残していきたい市川の無形文化遺産を引き継いでいく必要性を
体験させていただくきとで、より強く感じております。


御奉謝(おびしゃ)とは?
(下記市川市のホームページより転記)

http://www.city.ichikawa.lg.jp/edu09/1531000011.html
御奉謝は駒形大神社に伝わる行事で、行司を中に2人づつ相対してにらみ合い、早く笑ったほうが大盃(さかずき)の酒を飲まなければならないことから、俗に「にらめっこおびしゃ」と呼んでいます。
 昔は正月19日に当番の家に集まり、村の鎮守駒形大神社に飾る注連縄(しめなわ)を作って「三臼の餅つき」を行いました。これは最初の臼と2臼目がお供物に、3臼目の餅が「餅ぶつけ」(餅に当たれば無病息災、福富を得ると伝わっています。)に使われました。翌20日に行司を中にして酒を飲み合うにらめっこが行われるのです。前日に作った注連縄、供物、酒を捧げて駒形大神社へ参拝し、ふたたび当番の家へ戻ってから供物や飾り物の前でにらみ合いながら酒を飲みます。酒は熱燗で飲みにくく、周囲でも笑わせようとしますが、笑った場合は大盃を受けなければなりません。これを何回も繰り返します。こうして2日にわたる行事でしたが、今では正月20日の1日だけ、駒形大神社の社務所を使って行われています。
 この行事がいつごろから起こったものかは不明ですが、現在行われている内容は、安政年間(1854~1860)の記録を明治11年に書写したものによって踏襲されています。