2005年2月定例市議会 2005年2月28日第2日目
2005年2月定例市議会
2005年2月28日第2日目
市友会代表質疑
議長
坂下議員。
市民所得の動向についてでありますが、市民所得の動向や自主財源の推移を予測する作業は大変労力の要ることと承知しておりますが、市民所得の動向を把握することにより、自主財源が予測できます。自主財源の推移予測については、本市が創意あふれる自治体をつくるための将来財源を確保する重要な要素であります。したがいまして、今後データの分析を推進されることを要望いたします。
そして、これらの情報を第2次財政健全化計画の公表データよりも踏み込んだ形で公表していく必要があると思いますので、この点についても強く要望いたします。
続きまして、市民参加型ミニ公募債についてでありますが、本市の場合については、発行予定の学校施設の耐震補強工事、消防施設設備は重要かつ緊急事業であると考えられます。したがって、ミニ公募債ではなく、年度当初から執行できる一般財源や資金調達が早い市債を充てることも考えられますので、これについても強く要望いたします。
予算についてであります。今年度の予算概要や予算書を拝見いたしまして、事業の説明が詳しくなり、予算及び事業内容の把握が容易になりました。予算作成作業の中で、このような煩瑣な作業を行っていただいたことを感謝いたします。
予算の庁内分権についてお尋ねをいたします。年度末に集中する予算執行、つまり予算残額の年度末集中執行について、各所管が第一義的に責任を持って執行すべきでありますが、財政課として執行計画の管理をどのように行うのか、具体的にお答えいただきたいと思います。
また、部長のプレゼンテーションについてですが、他市では各所管の予算要求と査定内容を公表しているところもありますが、本市ではプレゼンテーションの結果の公表を行うのかお答えください。
以上でございます。
財政部長。
執行計画に対する管理ということでございますが、これにつきましては実際に執行する前段階で予算の配当の前提として、各四半期ごとに執行計画を樹立していただいて、それに基づいて予算の配当をする、こういうことになっておりますので、その執行計画と実際の予算の執行がどのようになっているのか、これにつきましてはきちんとした中で、どういう形で執行計画との差があるのか、この辺につきましては、差の大きなものにつきましてはそれぞれヒアリングをした中で、その差となった原因につきまして調整をしてまいりたい、このように考えます。
また、プレゼンテーションの公表ということでありますが、これにつきましては、まだいわゆる政策形成過程の状態でありますので、これにつきましては今後の課題ということで検討させていただきたいと思います。
以上でございます。
坂下議員。
ご答弁ありがとうございます。
このプレゼンテーションの結果の公表、明らかにすることというのは非常に大切なことだと思います。ぜひ強く要望いたしまして、質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。