市川版:すぐやる課の設置

 

市に対して、相談や要望、苦情があったとき、どこに連絡すれば良いかわからず、諦めてしまう方も多いと思います。

思い切って連絡しても「たらい回し」的な扱いとなり、納得のいく回答が得られないこともあると思います。

いわゆる行政の縦割りの壁を感じている方が沢山いらっしゃると思います。

また、現在の住民ニーズは多様化しており、1つの課あるいは1つの部では解決することができず、複数の部をまたがる課題もあります。

複数の組織をまたがる課題は、相談を受けた課では解決することができず、棚上げになる可能性もあり、課題解決には相当な時間がかかる場合もあります。

しかし、市民の要望は切実であり、課題解決にはスピードが要求されます。

市民にとっては、市の組織とか所管といったことは全く関係のないことであり、全ては「市川市」に対する要望であり、「市川市」に解決して欲しいことだと思います。

各所管に対する市民の声は、その所管で止まってしまう場合も多く、市川市全体の問題として集約されない場合もあると思います。

市民の声をしっかり受け止め、市民の声を「市川市」全体の問題として捉え、スピード感を持って対処できる柔軟な組織をつくっていく必要があると思います。

まずは、市民の声を受け止めるコールセンターの設置や法律や制度の隙間を埋め、前例のない課題にスピーディーに対応するための新たな組織の創設を目指したいと思います。

より良い市川市にしていくためには、市民の皆様の声を活かしていかなければなりません。

市民の声を聴き漏らさないような組織・体制をつくり、縦割りの隙間を埋める総合力を高めてまいりたいと思います。

縦割り行政のパイプ役を果たす市川市版「すぐやる課」を設置し、市民の声を市政に反映できる体制づくりに挑みます。