平成29年2月定例会本会議 一般質問(動画)

平成29年2月定例会 2月14日 本会議 一般質問

1.県民が望む政策の推進を支える財政運営と県民ニーズの把握について
2.危険な道路・通学路や慢性的な渋滞道路における信号機改良及び交差点整備等について
3.市民が利用する駅ホームドアの設置について
4.東京ベイ・浦安市川医療センターの救急基幹センターの承認について
5.障がい者の生活・災害支援、経済政策、教育について
6.その他

下記のリンク(千葉県議会インターネット中継<録画>)からご覧ください。

http://www.gikai.pref.chiba.lg.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1572

◯坂下しげき君 おはようございます。自由民主党、市川市選出、政治に刺激、坂下しげきでございます。本会議での一般質問の登壇の機会をおつくりいただきました自由民主党の諸先輩、同僚議員の温かい御配慮、御指導に心より感謝を申し上げます。
 本日も地元より傍聴にお越しをいただきまして、まことにありがとうございます。
 私は、市川市民の方々の貴重な1票1票の積み重ねによって、市川市選挙区6議席のうち1議席をお預かりしております。そして、市民の方々の声を県政に届け、県民のための改革を行うために登壇し、質問をさせていただいております。何度も議会で申し上げていることですが、千葉県政は国民、県民の方々の汗である血税で運営をされております。したがいまして、県政を行うに当たっては、常に県民の声に耳を傾け、現在から将来にわたって責任を持った財政運営を行い、県民が望む政策を実現していかなければならないと思っております。
 それではまず、県民が望む政策の推進を支える財政運営と県民ニーズの把握についてお尋ねをいたします。
 財源、すなわち県に安定したお金がない限り、県民が望む政策を実現することはできません。財源の1つである本県の平成28年度末までの財政調整基金の現在高見込みは469億6,800万円であります。しかし、平成29年度末の現在高見込みは249億9,200万円となり、220億円の大幅な取り崩しとなります。この額は、平成28年度末残高の約46%に相当いたします。また、平成29年度末の県債残高は3兆767億円に上り、自主財源の約3倍に上ります。つまり、現在と将来を見据えた財源の確保が本県の重要な課題になっております。本県の財政目標を示すものに財政健全化計画がありますが、平成27年度末の中間取り組み状況の公表がありません。
 そこで、平成27年度末までの進捗状況についてお答えをいただければと思います。
 また、現在の財政健全化計画は今年度で終了いたしますが、その後の計画は作成するのかお答えをいただきたいと思います。
 次に、債権管理における税外未収金の取り扱いについてお尋ねをいたします。
 ここ数年、収入未済額が増加傾向にあります。債権管理に当たっては、適正かつ公平な回収が求められる一方で、生活困窮者等への十分な配慮も必要となります。
 議案第71号から75号にも関連いたしますが、徴収困難となっている債権について、どのような考えで放棄を行うのかお答えをいただきたいと思います。
 また、債権回収に向けて、今後どのような取り組みを行うのかお答えください。
 次に、県民ニーズの把握についてお尋ねをいたします。
 予算編成する過程において重要なことは、県民ニーズ、県民意見の正確な把握を行い、これを予算に反映させることであります。本県では、インターネットを使用したアンケートを実施しております。アンケート調査は、協力会員が1,400人から1,600人となっており、県民人口の0.02%しか参加しておらず、今年度の回答率も8%から10%程度であります。県民意見の聞き取りは、財政状況が厳しい中では政策の優先順位づけや政策の選択をする場合に非常に重要な要素となります。
 そこで、インターネットを使った手ごろなアンケート調査に多くの県民が参加できるように、今後どのように取り組んでいくのかお答えください。
 次に、通告第2の危険な道路、通学路や慢性的な渋滞道路における信号機改良及び交差点整備等についてお尋ねをいたします。
 県民が望む政策を把握するものとして、県政に関する世論調査があります。県政への要望について、過去3年間で上位を占めているものの中に、「便利な交通網を整備する」、「道路を整備する」があります。特に、毎日の生活において使用する生活道路や交通は生活環境そのものであり、千葉県に住み続けたいと思う重要な要素であると思います。市川市には、慢性的に渋滞が発生している道路や危険な道路、狭い歩道が多くあり、地元の方の要望も多くあります。
 それでは、市川市の主要道路である国道14号線上にある市川駅前交差点から市川インター入口交差点までの間にある6つの交差点に関する信号機改良及び交差点整備について、まとめてお尋ねをいたします。
 まず、市川駅北口にある駅前交差点は、10路線以上のバスが行き交う交通量が非常に多い交差点であります。しかし、道路が変形していることに加え、右折信号がないことから、渋滞原因や事故のリスクが高い交差点であり、信号機改良、交差点整備が必要であります。
 2つ目は、オリンピック前のT字路交差点であります。T字路ゆえに車両は右折もしくは左折になります。しかし、歩行者は駅方向に向かって道路を渡ることから、多くの歩行者が直進をいたします。したがって、直進する歩行者と右左折する車両が行き交うことから、交差点内の危険性が高く、また、歩行者が多いことから車両がスムーズに右左折できないため、朝の通勤時間帯などはひどい渋滞になっております。歩車分離式信号の設置や交差点整備が必要であると思っております。これにつきましては、私が平成18年、市川市議会においても一般質問をしたものであります。
 3つ目は、市川市西消防署前交差点であります。交通量が多く、このあたりでは直進車のスピードが出る地点でありますが、宮田小学校方面への右折信号がないため、右折が難しい危険な交差点になっており、右折信号の設置などが必要となります。
 4つ目は、新田5丁目交差点であります。市川駅方向から国分方面に左折するときは、道路線形が悪く曲がりづらい道路となっており、逆方向の八幡方向から国分方面に右折する場合は、右折信号がないことから曲がりづらい交差点となっており、改良が必要であります。
 5つ目は、国道14号と県道市川浦安線が交差する市川浦安線行徳街道入口交差点であります。市川市文化会館、ハローワーク方面から国道14号に出る交差点でありますが、この交差点と1つ先の本八幡駅北口交差点との間は慢性的な渋滞があり、車両が詰まっているため、1回の青信号で右折できる車が限られております。これが本八幡駅周辺の慢性的な渋滞の一因となっており、改善を要するわけでございます。
 6つ目は、国道14号市川インター入口交差点であります。市道3・4・18号の供用開始により交差点形状がT字路から十字路に変わり、国道14号の信号間隔が変わったため、市役所本庁方面からニッケコルトンプラザ方面に右折できる車両が減少し、渋滞が発生し、改善が必要となっております。
 以上6つの交差点については、交通の安全と円滑な道路運行状況確保のため、右折信号や歩車分離式信号の設置、各信号のサイクルの調整などの対策が必要と考えます。この点についてお答えをいただければと思います。
 次に、国道14号の本八幡駅前交差点から市川インター入口交差点の間の歩道でありますが、非常に狭く、視覚障害者の方や車椅子、ベビーカーなどの往来が危険な状況にあります。この区間には市川市役所本庁舎があり、建てかえ工事が行われます。これに合わせて歩道の改善ができないのかお答えをいただきたいと思います。
 次に、県道市川松戸線についてお伺いをいたします。
 平成28年6月議会で質問をさせていただきました市川広小路交差点の北側直近交差点における道路等の改善について、検討状況はどうかお答えをいただきたいと思います。
 また、国府台周辺における歩道の拡幅及び車道の振動対策について、進捗状況はどうか、お答えください。
 同じく、国府台病院脇の市道について、拡幅のための予算が市川市で措置される予定と聞いております。その際には、県道市川松戸線に右折レーンを設置すべきと思いますが、検討されるのかお答えをいただきたいと思います。
 次に、市川市中部地区の重要交差点についてお尋ねをいたします。
 県道若宮西船市川線と県道市川浦安線が交差する兜橋交差点について、舗装修繕を実施できないのかお答えをいただきたいと思います。
 続きまして、県道船橋行徳線のJAいちかわ原木中山支店前の道路線形の改良について、平成28年2月議会において質問をさせていただきましたが、進捗状況についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、市川市北部の生活に密接した道路についてお尋ねをいたします。
 県道高塚新田市川線の曽谷4丁目から5丁目にかけて、車道の振動対策が必要な状況となっておりますが、対策についてお答えをいただきたいと思います。
 また、国道464号の市川市大町付近の大町梨街道は市川市の重要な観光道路でもありますが、道路清掃が行き届いていない状況であります。道路清掃を行うべきでありますが、このことについていかがでございましょうか、お答えをいただきたいと思います。
 次に、市川市南部の生活道路についてお尋ねをいたします。
 塩浜4丁目の通称丸浜川横水路の護岸及び通路については、東日本大震災による影響で舗装等に損傷があり、補修が必要と考えます。このことについてお答えをいただきたいと思います。
 次に、平成28年2月議会において質問いたしました通学路に関する道路改良等について3点お尋ねをいたします。
 まず、県道市川浦安線、行徳小学校前の交差点における交通安全対策について、取り組み状況はどうか、お答えをいただきたいと思います。
 次に、市川市立第一中学校から県立国府台高校にかけての狭く見通しが悪い通学路の改善について、市川市との協議の状況についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、県立国分高校グラウンドに接する狭い通学路の改良について、道路を管理する市川市との協議状況についてお答えをいただきたいと思います。
 かわりまして、通告第3の市民が利用する駅のホームドアの設置についてお尋ねをいたします。
 市川市には、JR市川駅、本八幡駅など利用者が10万人を超える駅があり、そのほかにも市民が多く利用する駅があります。市民の安全を守るため、早急にホームドアを設置する必要があると思います。
 市町村と連携して整備の促進を図る必要がありますが、具体的にどのようなスケジュール、方法で行っていくのかお答えをいただきたいと思います。
 また、利用者10万人を超える市川駅、本八幡駅において、現在設置に関する具体的な計画がありませんが、早急の対応が難しくなっている原因は何か、お答えをいただきたいと思います。
 次に、通告第4の東京ベイ・浦安市川医療センターの救急基幹センターの承認についてお尋ねをいたします。
 私が住んでいる市川市は、県内で人口が4番目に多い市であります。しかし、救命救急センターが1つもありません。医療体制については、平成24年2月議会、平成26年6月議会、平成27年6月議会、平成28年2月議会の一般質問と予算委員会で質問をさせていただいているところでございます。平成26年6月議会において、東京ベイ・浦安市川医療センターを早急に救急基幹センターに承認することを提案いたしましたが、これについて承認の見込みや期待される効果についてお答えをいただきたいと思います。
 次に、通告第5の障害者の生活、災害支援、経済政策、教育についてお尋ねをいたします。
 まず、オストメイト対応トイレについて質問をいたします。
 オストメイトの方が深刻に悩まれていることの1つは、外出先での排せつ物であるとされており、オストメイト対応トイレの存在が極めて重要になります。
 そこで、オストメイト対応トイレの普及並びに災害時の日常生活用具の備蓄について、市町村と連携して早急に対応すべきと考えますが、このことについてお答えをいただきたいと思います。
 また、トイレは災害時にも使用できますが、県では、観光地のオストメイト対応トイレの普及促進にどのように取り組んでいるのかお答えをいただきたいと思います。
 次に、経済政策についてお尋ねをいたします。
 まず、成田空港の充実についてお伺いをいたします。
 市川市は、地理的要素、交通の利便性もあり、羽田空港を利用する方も多くなっております。成田と羽田の両方を利用している方も多く、2つの空港をシビアに比較し、利用する空港を決めている方もいらっしゃいます。成田空港の利用を促進するためには、外国人観光客を含め、サービスの充実が不可欠であります。
 その1つとして、成田空港行き直通バスの路線拡大や、カードラウンジを出国審査後に設置するなどの工夫が必要と考えます。また、オストメイト対応トイレなど多目的トイレの充実も必要と考えます。さらに、県内各市町村に外国人観光客を誘致するため、空港内に各市町村の宣伝スペースを確保する必要もあると思います。これらについてどのようにお考えなのか、お答えをいただきたいと思います。
 次に、入札参加資格申請についてお尋ねをいたします。
 現在、入札参加資格申請はちば電子調達システムにおいて運用されておりますが、ウインドウズパソコンしか利用できず、それ以外のマックなどのパソコンでは登録ができなくなっております。改善すべきと考えますが、この点についてお答えをいただきたいと思います。
 最後に、教育についてお尋ねをいたします。
 公職選挙法の一部改正により、選挙年齢が18歳に引き下げられました。これにより、政治や議会に関する学校教育の重要性が高まっていると思われます。政治、議会というと国政、国会についての報道が多く、市民生活に一番身近である地方政治や地方議会よりも国会に興味や関心が集中する傾向にあります。地方政治についても興味を持ち、参政権の意義や重要性を認識できるよう、義務教育の段階から地方議会について学べる環境が必要であると思います。
 子供たちが政治的教養を育むために、義務教育の段階から地方議会について学ぶべきと思いますが、この点についてお答えをいただきたいと思います。
 以上、1回目の質問とさせていただきまして、御答弁によりまして再質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。(拍手)

◯知事(森田健作君) おはようございます。自民党の坂下しげき議員の御質問にお答えいたします。
 きょうは坂下議員の支援者の皆さん、ようこそおいでくださいました。
 県民が望む政策の推進を支える財政運営と県民ニーズの把握についてお答えいたします。
 財政健全化計画の平成27年度末の進捗状況に関する御質問でございます。県では、平成25年度から28年度までの4年間を対象期間とした財政健全化計画に基づき、歳入歳出両面にわたる取り組みを進めているところでございます。平成27年度末の進捗状況を申し上げますと、自主財源の確保としては、県税収入では徴収対策の充実・強化等により4年間の確保目標額188億円に対し、3年を経過した27年度末では210億円、未利用県有地の処分等では確保目標額40億円に対して46億円となっているところでございます。一方、歳出の見直しとしては、人件費の抑制、適正化では、退職手当の支給水準の段階的引き下げ等による確保目標額720億円に対し521億円、事務事業の見直しでは確保目標額の100億円に対し99億円などとなっており、計画に掲げた4年間の目標の達成に向け、おおむね順調に推移しているところでございます。
 財政健全化計画終了後の計画の作成に関する御質問でございます。現在の財政健全化計画は今年度で終了いたしますが、来年度以降も厳しい財政状況が見込まれる中で、県民サービスに必要な財源を安定的に確保していくためには、財政改革の取り組みを不断に実施していくことが重要でございます。このため、今後県といたしましても財政運営の基本的な方針等を策定することは必要であると考えております。
 私からは以上でございます。他の問題につきましては担当部局長からお答えいたします。

◯説明者(小倉 明君) 私からは税外未収金についての2問と経済政策についてのうち1問、計3問についてお答えをいたします。
 まず、税外未収金のうち徴収困難となっている債権について、どのような考えで放棄することとしたのかとの御質問でございます。県では、回収可能性の低い債権に対しては債権放棄を行うことも必要であるとの監査委員からの意見を踏まえ、将来的にも徴収が見込めない債権を持ち続けることに対する管理コストの問題等も考慮し、債権放棄に係る全庁的な方針を定めたところでございます。具体的には、県が強制徴収することのできない私の債権、私債権において、破産等により免責された債権、または時効が完成し、かつ行方不明により援用の意思が確認できない債権で、今後徴収努力を尽くしても回収が見込めないものを放棄の対象といたしました。今般、この方針に基づき内容を精査した結果、合計8件、約400万円の債権を放棄するため、地方自治法の規定に基づき今議会に提案をさせていただいたところでございます。
 次に、債権回収に向けて今後どのような取り組みを行っていくのかとの御質問でございます。債権回収に当たっては、県民負担の公平性、公正性を確保する観点から、滞納者に対して厳正に対処することが必要であると認識をしてございます。県では、これまでも債務者の返済状況を踏まえた進行管理を徹底するとともに、債権回収業務の一部を民間事業者に委託するなどの取り組みを進めてまいりました。今後は、債務者の情報収集や状況調査等を適切に行い、滞納の未然防止により一層努めるとともに、滞納発生時には債務者の状況に応じた法的措置を速やかに講じるなど、債権回収のさらなる強化に取り組んでまいります。
 最後に、経済政策についてのうち、入札に参加するための資格登録で使用するパソコン関係についての御質問でございます。入札に参加するためには、事業者の方は資格審査を受ける必要がありまして、千葉県ではちば電子調達システムにより実施をしているところでございます。ちば電子調達システムは、官公庁や地方自治体の重複投資の回避を目的に、国などが開発した電子入札コアシステムを採用しており、このシステムはウインドウズパソコンのみでの対応になっていることから、県のシステムも同様となっております。このため、ウインドウズパソコン以外の利用者に対してホームページにおいて利用できる環境をわかりやすく表示するとともに、資格申請を行うためのパソコンを県庁舎内に用意するなど、利用者の利便性の向上に努めてまいります。
 私からは以上でございます。

◯説明者(遠山誠一君) 私からはインターネットアンケート調査、駅ホームドア、成田空港に関する御質問、計5問にお答えをいたします。
 まず、インターネットアンケート調査に多くの県民の方が参加可能となるような取り組みについての御質問にお答えをいたします。
 県では、県の事業や施策などについて多くの県民の方から御意見を伺うため、県政世論調査に加えまして、インターネットアンケート調査を毎年4回実施しているところでございます。このアンケート調査に協力していただける18歳以上の県民の方を常時県ホームページで募集しておりまして、本年2月1日現在1,434名の方に調査協力員として登録をしていただいております。現在の調査協力員は50歳以上の方が中心になっておりますことから、今後は若い世代を初め幅広い世代の多くの県民の方に参加・協力していただけるよう、県民だよりや県が提供いたします各種のメールマガジンなどを活用いたしまして、積極的な広報を行ってまいります。
 次に、駅ホームドアの設置についてお答えをいたします。
 まず、今後の整備に関する御質問でございます。ホームドアにつきましては、ホームの補強工事も必要となり整備費用が多額となることや、車両により扉の位置が異なる場合に対応が難しいことなどの課題がございまして、鉄道事業者が早期に整備を進めることが困難な状況となっております。このため、県では国に対しまして新たなホームドアの研究開発の促進や、十分な予算を確保し、鉄道事業者に対する支援の充実を図ることを要望してきたところでございます。今後、国による支援の充実や新たなホームドアの開発が進むことにより、鉄道事業者の計画的な取り組みが図られていくものと思いますが、県といたしましても可能な限り早期に設置できるよう、市町村と連携し支援の充実に取り組んでまいります。
 次に、市川駅、本八幡駅について、ホームドアの設置に関する御質問にお答えをいたします。
 JR東日本に確認をいたしましたところ、市川駅及び本八幡駅の各駅停車のホームには、現在扉が4つの車両と6つの車両が混在して乗り入れていることから、今後車両の更新を進めまして、この混在が解消した後にホームドアを設置していくことを検討していくということでございました。また、市川駅の快速列車のホームには、臨時列車として特急型車両なども乗り入れていることから、既存のタイプのホームドアでは対応できず、扉の位置に柔軟に対応できる新しいタイプのホームドアの設置を検討しているとのことでございます。県といたしましては、JR東日本に対しまして、できるだけ早期に検討を進めるよう要望するとともに、設置に当たっては国、市川市と連携いたしまして支援を行ってまいりたいと考えております。
 成田空港の充実に関する御質問にお答えをいたします。
 まず、空港への直通バス路線の拡大に関する御質問でございます。県では、今後の成田空港の機能強化や北千葉道路、圏央道などの道路ネットワークの整備に合わせまして、成田空港への多様なアクセスを充実させることが重要と考えております。直通バスは有効なアクセス手段の1つではございますが、路線の拡大に当たりましては、出発地における鉄道アクセスの状況や集客施設の有無、さらには人口動態などを踏まえた採算性や空港バスターミナルの容量などの課題もございます。今後、空港会社や交通事業者等とこのような点も含めまして意見交換を行ってまいりたいと考えております。
 おしまいに、成田空港におけるカードラウンジや多目的トイレの充実に関する御質問にお答えをいたします。
 首都圏を初めといたしました我が国の航空需要を成田空港が取り込み、県経済の活性化につなげていくためには、国内外の多くのお客様に成田空港を利用していただくことが重要となります。このため、空港会社におきましては、利用する方々の快適性や利便性の向上を図るため、利用者が待ち合い時間を心地よく過ごせるラウンジの充実や、オストメイト対応トイレの各ターミナルへの設置など、さまざまな取り組みを実施していると聞いております。多くのお客様に選ばれる空港となるためには、県といたしましてもこうした取り組みがさらに積極的に進められることが必要と考えておりまして、さまざまな機会を通じまして空港会社に今後も働きかけてまいります。
 私からは以上でございます。

◯説明者(飯田浩子君) 私からは障害者の生活・災害支援について、オストメイト対応トイレの普及と災害時の日常生活用具の備蓄についての御質問にお答えをいたします。
 県では、現在県内の公共施設におけるオストメイト対応トイレの設置状況と災害に備えたストーマ装具の保管場所の提供状況について調査を行っているところでございます。今後、市町村などに対し今回の調査結果を周知するとともに、オストメイト対応トイレの設置やストーマ装具などの日常生活用具の備蓄について、関係部局と連携して働きかけてまいります。
 私からは以上でございます。

◯説明者(古元重和君) 私からは医療関連についての1問につきましてお答えさせていただきます。
 東京ベイ・浦安市川医療センターについての御質問ですが、東京ベイ・浦安市川医療センターは、東葛南部医療圏における2次救急医療機関として多くの救急患者を受け入れています。当病院は、本年4月1日付で救急基幹センターの承認を希望しており、今後千葉県救急・災害医療審議会において議論される予定でございます。県としては、同病院が救急基幹センターに承認されることにより、東葛南部医療圏の救急医療体制のさらなる充実が図られると考えております。
 以上でございます。

◯説明者(床並道昭君) 私からは観光地のオストメイト対応トイレ及び成田空港内の宣伝スペースの2問についてお答えいたします。
 観光地のオストメイト対応トイレの普及促進に関する御質問でございます。県では、市町村や観光事業者による観光公衆トイレの整備につきまして、補助制度により積極的に支援を行っており、この制度ではオストメイト対応トイレの整備についても補助対象としております。また、公式観光サイト、まるごとe!ちばにおいて、関係団体とも連携し、県内約370カ所のオストメイト対応トイレの位置情報などを案内するとともに、市町村や観光関係者に対して、障害のある方にも配慮した整備事例を示し、普及啓発に努めているところでございます。
 続きまして、外国人観光客を誘致するための成田空港内の宣伝スペースについての御質問でございます。成田空港内での観光案内につきましては、国の財団法人が運営する外国人観光案内所が本県や県内市町村の情報も含めた全国の観光情報を提供しているところでございます。近年、欧米に限らずアジア各国でも個人での旅行がふえていることから、こうした個人旅行者対策、さらにはリピーター対策として、成田空港における情報提供は重要と考えております。現在、周辺自治体や観光事業者と連携し、周辺地域への日帰り観光のPRなども行っており、今後も空港を利用する外国人旅行者の県内への誘致に努めてまいります。
 以上でございます。

◯説明者(野田 勝君) 私からは信号機改良、交差点整備等に関する質問のうち9問にお答えいたします。
 初めに、国道14号の本八幡駅前交差点から市川インター入口交差点間の歩道の改善についての御質問でございます。当該区間は沿線に市役所があり、駅にも近いことから、多くの歩行者の方に御利用いただいておりますが、御指摘のように一部において歩道幅員が狭くなっているなど、歩行空間は必ずしも良好とは言えない状況でございます。このため、早期に効果が発現される対策といたしまして、歩行者の通行に支障となる電柱の移設を進めるとともに、段差解消が必要な箇所の歩道補修を行ってまいります。今後とも安全で安心して通行できる歩行空間の確保に努めてまいります。
 県道市川松戸線の市川広小路交差点の北側直近交差点改良の検討状況についての御質問でございます。当該交差点につきましては、安全対策として右折レーンを設置したところでございますが、直進車線の減少による渋滞を緩和するための改善が必要となっております。これまでに交通量調査や概略検討及び現地測量を実施しており、来年度は交差点の詳細設計を行うこととしております。今後とも警察など関係機関と調整を図りながら、渋滞の早期改善に努めてまいります。
 県道市川松戸線の市川市国府台周辺における歩道の拡幅及び車道の振動対策についての御質問でございます。市川市国府台周辺につきましては、歩行者の安全な通行を確保するため、これまで進めてきた350メートルの国府台病院前の歩道整備が昨年10月に完了したところでございます。しかしながら、松戸市方面への歩道整備延伸につきましては、人家等が連担しており、用地の確保が課題となることから、引き続き地元市川市など関係機関と検討してまいります。また、振動対策につきましては、舗装の劣化が著しい箇所から順次舗装の修繕を行っており、今年度は国府台5丁目地先の約260メートルの区間につきまして工事を実施したところでございます。
 市川市の市道の拡幅に合わせて県道市川松戸線に右折レーンの設置を検討すべきとの御質問でございます。国府台病院脇の市川市道の拡幅につきましては、市川市から来年度より道路設計を進めると伺っております。この道路設計を進めていく中で、市川市から設計協議が行われますので、県といたしましては県道市川松戸線の交通状況も踏まえつつ、右折レーンの設置も含めて適切な交差点形状となるよう検討してまいります。
 県道若宮西船市川線と県道市川浦安線との交差点における舗装修繕についての御質問でございます。当該の交差点につきましては舗装の劣化が進行していることから、この交差点を含めた県道若宮西船市川線の100メートル区間につきまして昨年12月に舗装修繕工事に着手しており、年度内に完了する予定でございます。引き続き道路パトロール等により路面の状況を確認し、安全で円滑な交通が確保されるよう適切な維持管理に努めてまいります。
 県道船橋行徳線のJAいちかわ原木中山支店前の道路線形の改良についての御質問でございます。県道船橋行徳線のJAいちかわ原木中山支店前は、急なカーブにより見通しが悪いことから、円滑な交通の確保に向けて平成27年度に事業着手させていただいたところでございます。これまでに現地測量や線形改良の検討を実施しており、来年度は道路詳細設計を行うこととしております。今後とも市川市など関係機関と協議を図るとともに、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら事業の推進に努めてまいります。
 県道高塚新田市川線の曽谷4丁目から5丁目における車道の振動対策についての御質問でございます。この区間は、振動の原因となる路面の段差やひび割れが発生していることから、来年度舗装の修繕を行う予定でございます。今後とも適切な維持管理に努めてまいりたいと思っております。
 国道464号の市川市大町付近の道路清掃についての御質問でございます。県では、よりよい道路環境の保全に努めており、当該区間につきましては路肩に土砂が堆積している箇所があることから、来年度の早い時期に道路清掃を実施する予定でございます。引き続き道路パトロール等により現地の状況を確認しながら、適切な維持管理に努めてまいります。
 最後になりますが、市川市塩浜の通称丸浜川横水路の護岸及び通路の補修についての御質問でございます。猫実排水機場から塩浜橋間の護岸は、土地造成に伴って築造された横水路の護岸で、県が護岸と背後通路の管理を行っております。通路につきましては、周辺住民の皆様の散策にも御利用いただいているという状況でございまして、舗装の損傷状況の把握に努めるとともに必要な補修を実施し、今後も適切な施設の維持管理を行ってまいります。
 私からは以上でございます。

◯説明者(内藤敏也君) 私からは通学路のうちの2問と教育についての1問にお答えいたします。
 まず、市川市立第一中学校の通学路に関する御質問ですが、市川市立第一中学校の通学路となっている国府台高校の北側の市道は、一部の道幅が狭く見通しが悪い箇所の環境改善について市川市から協力の依頼があったところです。県教育委員会といたしましては、今後中学校や市川市と協議を進め、高校の教育活動への影響を踏まえながら、市道に面したフェンスの改修などの対策について検討してまいりたいと考えております。
 次に、県立国分高校グラウンドに接する市道に関する御質問でございます。国分高校のグラウンドに接する市道の改良について、市川市から市道に設置されている電柱の高校敷地内への移設について協議があったところでございます。県教育委員会といたしましては、生徒の安全や授業、部活動への影響、グラウンドの使い勝手等を踏まえながら、今後市川市や電力会社と電柱の移設について協議してまいりたいと考えております。
 最後に、子供たちが政治的教養を育むために義務教育の段階から地方議会について学ぶべきではないかとの御質問でございます。学習指導要領解説において、小学校社会科では国会などの議会政治や選挙の意味などについて扱うようにすること、中学校社会科では民主政治と政治参加に関して調査や見学などを通して具体的に理解させることとされており、各学校ではそれぞれの教育活動の中で国会議事堂や地方議会の議場見学なども行っております。また、県教育委員会では、千葉県議会が開催するちば中学生県議会に参加する生徒の選定や運営等に協力しているところでございます。このほかにも、平成28年度は県内21市町の議会において、児童生徒が議員として実際に議会を体験する取り組みが行われております。今後とも子供たちの発達段階に応じ、政治的教養を育む教育が充実するよう努めてまいります。
 私からは以上でございます。

◯説明者(森田幸典君) 私からは信号機改良及び交差点整備等に関する質問のうち2問にお答えをいたします。
 まず、国道14号の市川駅前交差点から市川インター入口交差点までの6つの交差点の対策についての御質問でありますが、国道14号の市川駅前交差点から市川インター入口交差点までの6つの交差点につきましては、交通量が多いことや、右左折後の交差点までの距離が短いこと、また、生活道路との接続も多いことから、右左折による交通渋滞や歩行者と自転車との交錯などが見られるところであり、県警といたしましては、これまでにも右折信号の設置、信号サイクルの調整など適宜対策を講じてきたところであります。現在、この区間の一部では道路管理者による4車線化の工事が進められているほか、平成29年度にはいわゆる外環道の開通も予定されていることから、交通流の大きな改善が見込まれているところであります。したがいまして、これら道路の整備や右折車線の新設などが完了した後の交通状況等を勘案の上、信号の設置や信号サイクルの見直しなどを検討してまいります。
 次に、県道市川浦安線の行徳駅前交差点における交通安全対策の取り組み状況はどうかとの御質問でありますが、行徳小学校前の交差点につきましては、昨年6月から交通量調査や通学児童の状況、近隣住民の意見等の確認を実施し、必要な交通安全対策について検討を行いました。その結果、交通渋滞の発生を抑えつつ、右左折する車両と横断歩行者との事故を防止するためには、歩車分離式信号機の導入が適当であると判断して整備を進め、本年1月12日から運用を開始したところであります。
 私からは以上であります。

◯坂下しげき君 それぞれ御答弁をいただきましてありがとうございました。どのような財政状況にあっても県民に対して最善の政策が実施できるよう、現在から将来にわたって責任が持てる行財政運営をしていただきたいと思います。
 まず、財政健全化計画について、平成27年度の進捗状況について伺いましたが、現在の財政健全化計画は平成28年度で終了いたします。平成28年度末までは財政健全化計画を達成できるような努力が伺えるわけでございます。例えば、財政調整基金についてでありますが、計画目標では300億円の造成となっておりますが、平成28年度末では達成できる見込みとなっております。しかし、平成29年度は財政調整基金の年度末見込みは約250億円となっており、前年度までの計画目標を大幅に下回るわけでございます。計画終了と同時に財政規律に対する考えが緩くなった印象が否めないわけでございます。
 そこでお尋ねをいたしますが、平成28年度までは予算編成時に財政健全化計画に沿った予算編成を行っていたのかお答えをいただきたいと思います。
 また、計画終了後の予算編成は今までの計画にとらわれない方針なのか、どのような考えで財政目標値を設定して編成したのか、お答えをいただきたいと思います。
 次に、債権回収についてですが、非常に努力をされているということでわかりました。ただ、税収、税外収入ともに貴重な財源であります。公平性の観点からも、引き続き適正な回収に努めていただきたいと思います。ただし、生活困窮者等への十分な配慮、制度上の工夫は、地方公共団体としてしっかり行っていただきたいと思います。
 次に、県民ニーズの把握についてでございますが、限られた財源の中で優先順位をつけて行う場合は、県民の意向調査が重要になってくるわけでございます。そして、忘れてはならないのが、たとえ少数の要望であっても、行政としてやらなければならないことはしっかりと行うということであります。多くの県民の要望、やらなければならない要望をより多くの県民からしっかり聞き取る方法を構築していただきたいと思います。アンケート等の参加者をふやす方法としては、やはり市町村と連携をますますとっていただいて、自治会や各種市民団体に要請するなど方法があろうかと思います。検討していただきたいと思います。
 次に、危険な道路、通学路や慢性的な渋滞道路の改善についてでありますが、信号機改良については今後の道路状況を踏まえてというところもありましたが、交通安全のため引き続き検討をお願いしたいと思います。
 また、県道市川浦安線行徳小学校前の交差点における交通安全対策については、非常に迅速な御対応をいただけたと思います。ありがとうございました。課題のある道路、歩道の改良についても、着々と対応をいただいているところもあります。引き続き関係機関と連携をとって進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 次に、市民が利用する駅のホームドアの設置については、多くの市民の方の安全や命がかかわることであります。県の積極的な姿勢が欲しいと思います。詳しくは予算委員会でも伺いたいと思いますけれども、積極的にお願いをしたいと思います。
 次に、東京ベイ・浦安市川医療センターの救急基幹センターとしての承認についてでございます。これもまた御対応いただきました。ありがとうございます。しかし、冒頭でも申し上げましたが、市川市は県内で4番目に人口が多い市でありますが、救命救急センターがありません。これは命にかかわる問題ですので、引き続き市川市の救命救急について真剣な検討をお願いしたいと思います。できれば、行徳方面につくっていただきましたが、中心部のほうにあるとありがたいなと、このように思うところでございます。
 次に、オストメイト対応トイレについて再質問をいたします。
 オストメイト対応トイレについては、専用の流し台や物置き場所、鏡などが必要であります。このようなトイレが県内中に普及していくのが理想の姿でありますが、トイレのスペースや予算面の課題があり、普及には粘り強い取り組みが必要であります。一方、現在は便座のみを交換することで対応できる、より簡易な前広便座が開発されております。家庭を初め、さまざまなトイレで活用されております。オストメイトの方々からは、一般の便座に比較すると足腰の負担が少なく使いやすいとの声も聞いております。そのため、スペースや予算に課題を抱える市町村などが活用することも可能なのではないかと考えます。
 そこで、オストメイト対応トイレについて、前広便座の設置を含めて普及を図っていくべきと考えるが、どうか。
 次に、成田空港の充実については、競争が激化していることを踏まえ、一層の努力が必要であると思っております。これは、ラウンジについてもやっぱり羽田と差があるんですね。それで、観光誘致についてのことが商工労働部長からありましたが、周辺自治体ということでありましたけれども、やはりこれはオール千葉で盛り上げていただきたいと思います。引き続き御努力のほどよろしくお願いをいたしたいと思います。
 次に、入札参加資格申請について。現在利用者がふえているウインドウズパソコン以外も対応できるように要望いたしましたけれども、入札結果とかも、いわゆるアイフォンとかで見ようとしても見れない環境にあります。時代やニーズに合った見直しというものを考えていかなければならないのではないかなと、このように思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 最後に、選挙年齢が18歳に引き下げられたことに伴う地方議会の見学など、地方政治についての学びの環境の整備については、引き続きさまざまな観点から御検討をいただいて、参政権の重要性、政治に参加する権利と書いて参政権でございますので、ぜひ若い世代に御理解いただくようにお願いをしたいですし、また、小中学校だけではなく、県教育委員会では県立高校も所管をしているわけでございますので、ぜひ県立高校、在籍していると、18歳になると選挙権も発生するわけでございますので、教育長さん、そこら辺を含めて県立高校への普及も図っていただきたい、これは要望しておきます。
 以上、何点か質問と要望となりましたが、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。

◯説明者(小倉 明君) 予算編成に関する御質問ですけれども、まとめてお答えをさせていただきたいと思います。
 現在の財政健全化計画につきましては、御指摘のとおり平成28年度末で終了いたしますけれども、基本目標として掲げました持続可能な財政構造の確立ですとか、この目標達成に必要な県税徴収対策の充実強化や事務事業の見直しなどの歳入歳出両面にわたります取り組みにつきましては、安定的な財政運営を行うため不断に実施していく必要がございます。これまでも現計画のもと、このような考え方に基づいて対応してまいりました。また、平成29年度当初予算においても、これらを十分踏まえて編成をさせていただいたところでございます。
 以上です。

◯説明者(飯田浩子君) オストメイト対応トイレの普及について、前広便座の設置も含めて普及を図っていくべきではないかとの御質問でございます。議員よりただいま御提案ありました前広便座につきましても、市町村などに情報提供を行ってまいります。それとともに、オストメイト対応トイレの普及については働きかけを続けてまいります。
 以上です。

◯坂下しげき君 それぞれ御答弁ありがとうございました。
 財政健全化計画については、平成29年度以降の計画を立て、計画に沿った予算編成、財政規律の保持に努めていただきたいと思います。いろいろ諸事情があるのはわかりますけれども、やはりそれをしっかり、選挙があるということだと思いますけれども、次の知事が誰であろうとも、森田知事になっていただきたいという声も多いようですけれども、誰であっても、どの場面であってもということです。どの場面であっても、やはり事務方としてしっかりこの部分はこうやるんだという強い思いを持ってやっていただきたいと思います。
 また、オストメイト対応トイレについては、しっかりと対応していただけると信じております。どうぞよろしくお願いいたします。
 限りある財源の中で、いかに県民の要望に迅速に応えられるかは、まさにこれが行政の能力の問われる部分であると思います。ひとつそういったところでお願いを申し上げまして、私の一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。

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2017 1/10