ゆく年くる年
こんばんは、坂下しげきです。
平成25年も残すところ僅かになり、新年を迎えようとしております。
今年一年を振り返ると様々な出来事がありました。
皆様の胸にも様々去来するものがあると思います。
平成25年は、選挙が多い年でもありました。
中でも私たちに一番身近で大切な選挙である“県と市の首長選挙”がありました。
地方公共団体の長である首長の権限は大きく、首長の政策が密接に私たちの日常生活に関わってきます。
首長は、私たちの生活に関係する予算の使い方(=税金の使い方)を決める予算編成権という大きな権限を持っており、この予算編成権は首長のみが持つ権限です。
今どこの自治体も厳しい財政運営が続いています。
この限られた予算を「何に優先的に使うのか」、
「最小の経費で最大の効果を上げるにはどのように使えばいいのか」、「将来に財源を残していくのか、今使い切るのか、借金するのか」など、私たちの生活に深く係わる行政運営が首長に委ねられるのです。
例えば、保育園が足りない、近所の道路で事故が多い、病院がない、夜間街灯が暗くて危険だ、高齢者の方のケアが足りない、学校設備、運動設備が足りない、交通が不便だ、害虫が多い、災害時の備えが不安だ、など日々の生活を安定・向上させていく政策を行うのが身近な行政です。
もちろん、政策を行うには財源が必要です。
この財源の確保をどのようにしていくのか、という点も首長の手腕によるところが大きいです。
このように実に私たちの生活に密接に関わってくるのが地方公共団体の長なのです。
しかし、残念ながら3月の千葉県知事選挙、11月の市川市長選挙共に市川市での投票率は、20%台でした。知事選挙で有権者の7割以上、市長選挙で約8割の方が選挙に行っていないことになります。
7月に行われた参議院議員選挙の投票率約49%に比べても非常に低くなっております。
この大切な首長選挙について、有権者のみなさまにお知らせできなかったこと、魅力ある選挙にできなかったことなど、私たち議員の責任は大きいと思います。
しかし、政治を変えることができるのは、有権者の力だけなのです。
市民目線の政治を行っていくためには、既得権など様々な権益と闘っていかなければなりません。それを支え実行に導くのは、有権者の一票一票の積み重ねなのです。
私も有権者の方々からお預かりしている一票を決して無駄にしない議会活動をしてまいりたいと日々思っております。
平成25年は、皆様方のご支援により千葉県議会で議会活動を活発に行うことができました。
そして、財政改革、障がい者政策、高齢者政策、旅券事務など各種提案が県政において着実に実行されつつあります。
平成25年は、私を議員になる前から支えてくださった米山前後援会長、松井副会長が天国に旅立たれるという非常に辛い思いもいたしました。
しかし、私を支えてくださっている皆様方のご期待に沿えるよう、更に勉強し、みなさまの声が県政に届き、少しでも変えられるように、どのような困難にも負けず、ひたすら努力してまいりたいと思っております。
平成26年も「政治は誰のためにあるのか?」という問いを日々胸にして、一層努力してまいります。
何卒、引き続きご支援・ご指導いただきますようお願い申し上げます。
平成26年が皆様方にとって良い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
※県議会報告(冊子)を発行しております。ご希望いただければ郵送いたします。事務所までお電話若しくはファクシミリで「送り先(ご住所・お名前)」をご連絡ください。
電話047-318-4649
ファクシミリ047-318-4669
※みなさまに気にかけていただいております“私の相棒・さだ(猫)”は、平成26年4月に3歳になります。とても元気です。