医療体制の充実 に挑む!

 

市川市には重篤な患者に対して高度な医療技術を提供する「救命救急センター(第3次救急医療機関:病院)」がありません。
近隣市の船橋市、松戸市、浦安市にはそれぞれ1箇所ずつあります。
千葉県内では現在13の第3次救急医療機関がありますが、市川市には一つもありません。
このため、市川市では、重篤な事故や病気で倒れときに、受け入れてくれる病院がなかなか見つからない現実があります。
大切な人の命を争う重要な場面で病院が見つからないという悲劇が起こりうるわけです。
千葉県の平成26年6月議会の答弁では、救急車の要請があった場合に、救命救急センター(病院)側が「受け入れ不能」であった割合は、市川市25.3%、船橋市9.7%、松戸市0.7%、浦安市3.5%と言うことで、市川市では他市に比べ、圧倒的に病院の受け入れができていない状況にあります。

 

「松戸市や船橋市、浦安市で倒れていたら助かったのに、市川市では助からなかった。」
このようなことは、絶対にあってはならないことです。

 

このことについて、私は、市議会・県議会を通じて取り組んでまいりました。
ようやく、平成29年4月1日付で東京ベイ・浦安市川医療センターが救急基幹センター(2.5次救急医療機関)の指定を受けることができましたが、救命救急センター(第3次救急医療機関)の設置は今後の課題です。

 

しかし、多くの政治家は課題が大きすぎるため、政策に掲げる人がほとんどいません。
でも誰かが口に出し、一歩を進めなければ何も始まりません。
市民にとって、非常に重要な政策であると思います。
市民の声が高まれば、国や県も動き始めます。
市長の行動力と市民の声で現状を変えることができると思っています。
これからも私は、市民の命を守ることができる医療体制の構築を目指し、挑んでまいります。
何卒ご声援をお願いいたします。