ゆく年くる年

こんばんは。坂下しげきです。



早いものであと数時間で2011年が終わります。



年齢を重ねるごとに一年が早く過ぎるように感じます。



しかし、人には忘れられない年というものが誰にでもあると思います。



人生の転機となった年、大切な人と出会った年、そして大切な人を失った年など・・・



特に今年は、東日本大震災の発生で、多くの人が忘れられない年になったと思います。



大切な人を失った悲しみ・辛さ・悔しさは、癒えるものではないと思います。



被災された方、そのご家族の方々のこの一年を思うと、言葉がありません。



お亡くなりになられた方々のご無念を胸に刻み、ご冥福を心よりお祈り申し上げるばかりです。



そして被災者の方々のお心と生活が少しでも穏やかなものになるよう心より願ってやみません。

日本では、毎年のように震度6弱以上の地震が発生しており、死傷者が発生するという痛ましい状況にあります。


今年の311日以降は、大きな地震が長野、新潟、静岡、北海道、和歌山などでも発生しており、千葉県も例外ではありません。

震災などの天災は、いつ起こるかわからないものですが、万一発生した場合に失うものは、非常に大きく悲しいものです。


何より大切な命や健康、生活を奪っていきます。

私は、行政が国民に対して負う第一の責務は、”人命と生活(財産)を守ること”ではないかと思っています。



今や国も地方も財政状況が逼迫し、やりたい政策や事業ができない状況にあります。


千葉県や市川市も例外ではありません。



しかし、限られた予算の中で”あかれかこれか”という市民目線の選択のもと、生命や生活を守る政策、市民・県民の方が本当に望んでいる政策などは、有効に行っていく責任があると思います。



将来に負担を残さないためにも、現在の事業を見直して、縮減を図りつつ必要な予算を確保していかなければなりません。



災害対策には、いつ起こるかわからない危機に対して莫大な予算を投下するという難しい選択があります。



しかし、今回の災害で学んだことが沢山あります。

中には予算を使わなくても直ぐに実行できることも一杯あると思います。



天災を完全に防ぐ術は残念ながらありませんが、天災における人災を減らし、一人でも多くの方の人命が守れるような対策を粘り強く行っていく必要があると思いを新たにいたしました。

今日こうして一年を振り返ると、大震災の様子が頭をめぐり、悲しみがこみ上げてきます。


被災者の方々の悲しみははかりしれません。



来年が少しでも良い年になりますよう、心から切にお祈り申し上げます。

末筆になりましたが、今年は私が初めて千葉県議会議員に当選させていただいた年でもありました。



ここに謹んで、皆様方のご声援に深く感謝申し上げます。


そして、選挙でお預かりした一票一票が政治に活かされるよう、県議会において精一杯努力してまいることをお誓い申し上げます。



何卒、来年もご支援・ご指導をよろしくお願い申し上げます。



平成24年、皆様方のご多幸・ご健康を心よりご祈念申し上げます。

活動報告

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